【性癖】ピアノ音源 #1 nord編
まえがき
この記事を読んでいるあなた、ピアノの音は好きですか?
僕は本当に好きです。好みの質感のピアノの音を聴くと鳥肌が立ちます。両親曰く、2歳くらいの頃からピアノの音が聴こえると反応して興味を示していたそうです。自分では覚えてないですけど、興味津々だったようなので、両親は僕を近くにあったヤマハ音楽教室に通わせることにしました。しかし、じっと座って先生の言うことを聞くのができない、音楽じゃなくてエレクトーンのボタンとか中身の機械に興味が行ってしまって曲を弾こうとしないとかとかで、2年で辞めたらしいですがww
なんとなく自分でも想像がつきます()
本題
さてさて本題ですが、ここでは僕が「あぁ〜痺れるいい音だなぁ」と思ったピアノ音源の名前(製品名)、音色プリセット名を紹介していこうと思います。どんな所が好きなのか、どんな所が惜しいかも書いていきます。
最初は、この記事で全ての音源を紹介し切る予定でいたのですが、書いてるうちに、紹介したい音源がどんどん増えてきて、長くなってきたので、今回はnordのピアノ音色に絞って絞って紹介します。vst音源などは次回以降で扱います。
紹介順は順位とかではないです。順位は決められません。それぞれのいい所があります。
◇ 音色プリセット名 (製品名)
◇ Royal Grand 3D (nord)
あと、nordのピアノ音色の共通することですが、ストリングレゾナンスの再現が素晴らしすぎるし、極め付けは、単音でスタッカートを弾いた時の音です。ダンパーが振動している弦に触れて、振動が抑えられる瞬間の「ビョン」っていう音がとてもリアルに鳴っています。
惜しい点を一つ挙げるとすれば、割と広い周波数帯でアタック音が鳴っている点でしょうか。楽音成分は文句なしなのですが、本物のグランドピアノに比べると、ちょっとアタックがはっきりしすぎている気がします。アップライトピアノだと、このくらいのアタック感の個体は、割とある気がしますが。
までも、nordはステージキーボードなので、ライブ演奏の時にいい感じに響くように作られているのかも知れません。アタックの具合は、EQで中低域を少し削ればなんとかなりそうなので、あまり問題ではないかもしれません。
◇ Grand Lady D (nord)
繊細でエモーショナルな雰囲気も、力強い雰囲気も出せる、すごく魅力的な音色です。いわゆるTHE グランドピアノ!!って感じの音で、僕が高校時代、毎日弾いてた音楽室のグランドピアノ YAMAHA C3のような雰囲気も感じます。でもおそらく、Grand Lady Dという名前から察するに、Steinway のDシリーズを再現した音色なのでしょう。
ひとつ前に紹介したRoyal Grand 3Dは派手派手な感じですが、こちらは控えめな表現もできるところがとってもいいです。クセが強すぎない音なので、ポップスにもバラードにも、ロックにも使えそうです。Royal Grand 3D と Grand Lady D、どっちと結婚するか問われたら、多分僕はGrand Lady Dを選びます。どんな時も一緒にいられる気がします。一生を添い遂げられます。
惜しい点は、僕的には見当たりません。ないです。最高の音色です。
◇ Silver Grand (nord)
パキパキ、トコトコ、ややデジタル感のあるハッキリした音が好きです。ピアノを目立たせたいポップスとかにはすごく良さそうです。僕が勝手に崇めている Prily (Prhyzmica) さんも、この音色を使われていると思います。
一音一音がハッキリしているので、単位時間あたりのアタック数が多いような、複雑なパッセージを弾くと、パラパラ感が出て気持ち良い気がします。
惜しいところ挙げるとすれば、Royal Grand 3Dと同様、アタック音に少しクセがあるので、パラパラ感、一音一音の分離感が強すぎるところですかね。nordの音だって、鍵盤奏者なら多分すぐ気づきそうです。までも、惜しいというわけではないというか、適材適所というか。パラパラ感が欲しい時にこの音色を使えばいいですね。
◇ Baby Upright (nord)
抜けが良くて煌びやかなアップライトの音ですね。中域の質感はアップライトっぽさが存分にあって、高域は、少しグランドピアノっぽさも感じられる音の伸びです。ラグタイム、ブギウギなんかを弾いたら楽しそうなサウンドですよね。
実物のアップライトピアノで、このような音が出るのはかなり価格帯の高い製品なんじゃないでしょうか。もしくは、新品だとこう言う煌びやかな音が出るのかな?
僕が今まで弾いたアップライトの中では、楽器屋さんで弾いたものが一番煌びやかな音がなってましたが、学校とか、練習スタジオとかに置いてあるアップライトは、大体音がこもっていて、鍵盤も重い気がします。
この音色の惜しい点は特に見当たらないですね。いろんなジャンルに使えるバランスの取れた音色だと思います。
次回は...
今回は、nordの音色に限って見てきましたが、次回はVST音源の中で僕の性癖にぶっ刺さった音色を見ていこうと思います。お楽しみに!
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