WindowsをLinuxっぽく使いたい #2 コマンドプロンプト編
僕主観でWindowsをもっと便利に使う方法をここにまとめます。第2回はコマンドプロンプト編です。普段MacやLinuxのターミナルを使っている僕からすると、あまり使うことのないDos コマンドは使うたびに思い出せなくて毎回ggっていました。 いちいちggるのは面倒なので、パスの通っているディレクトリにbatファイルを配置することで、BashやZshと同じコマンド名で、似たような機能を実行できるようにしました。 1. 任意のフォルダにパスを通す 僕の場合は、Cドライブ直下に"bin"ディレクトリを作って、環境変数設定でそのディレクトリをパスに追加します。 環境変数の設定は、Microsoft PowerToysなどのアプリを入れておくと簡単にできます。 2. Linuxのコマンド名でバッチファイルを作成 例えば、lsコマンドを実装したい場合は、ls.batというファイルをbinのなかに作成して、中身は以下のように書きます。 pwdコマンドの場合は、pwd.batをbinの中に作成して、中身は以下のように書きます。 他のLinuxコマンドも同様に、Dosコマンドでの書き方をbatファイルの中に書き込んで、実行ファイルとします。 パスの通っているディレクトリのバッチファイルはコマンドプロンプトがコマンドとして認識してくれます。 他にはtop.batには @echo off start taskmgr.exe と書いたり、 open.batには @echo off start %1 と書いて、Linuxライクな環境を実現しています。 Dosコマンドで実現できないものは、仕方なく今のところ諦めています。何か良い方法が見つかったら、記事を書こうと思います。